【野球のスコアブックをつけてみた。】
小学生から始めた野球。
高校生まで続け大人になってからも草野球を楽しんでいました。
草野球もひと段落し、野球を違う目線でみて見よう!
そこで、目に付いたのが、
スコアブック!
野球を始めて約20年以上になり、試合中にマネージャーやスコアラーが付けていて、
覚えるには時間がかかりそうなイメージ。
甲子園を観ているとベンチ入りのメンバーの最後に記録員として紹介していますね。
スコアブックは試合の結果、自分の成績、過去のデータから色んな事が分かり、チームを勝利に導く為には、必須アイテム!
よーし!自分も付けてみよう!
早速スコアブックの入門書とスコアブックを購入し、野球場へ!
ってわけにはいきません。
まずは、ストライク、ボール、アウト、ヒット、得点など基本的な付け方を勉強しました。
スコアブックの基本の付け方はどこにボールが飛んでいき、どのようにアウトにしたか、またどのように出塁したか、を付けていきます。
フムフム。
スコアブックの入門書片手に、ボールペンで書いていきます。
なかなか地道な作業。
カチャカチャとボールペンの2色、黒、赤を交互に出しては引っ込め書いていきます。
ある程度基本的な事が付けれるようになったのでいよいよ、試合を観ながら付けみようと思います。
まずはYouTubeで上がっている高校野球を一時停止しながら付けてみました。
付けて始めてすぐに思ったこと。
野球はワンプレーごと止まるスポーツですが、高校生は早いです。
何が早いかって、ピッチャーの投げるテンポ!
一時停止しながら、なんとか1試合付ける事ができました。
いや~思ったより難しい。
スコアブックは1球ごと、ストライクかボールかも、付けていくのでそこに慣れていくまでに大変。
何試合か付けて、今度はプロ野球にしてみました。
プロは高校生とは違い、投げるテンポが遅い為、少し余裕がもてます。
ここで一つ気づいた事があります。
高校生とプロだど、空振りの数が違う事。
プロは空振り三振は多く、高校生は空振りが少ない。
プロになってくると、球速以上に変化球のキレも違い、球種も多い為か空振りが多い気がしました。
こういう所もスコアブックを付けたから、こそ分かる事ですね。
スコアブックは19世紀にアメリカでプレーを記録しておくために発案され、記号化して、頭の中ではなく紙に書いて記録する事を目的として生まれました。
わが日本では、「早稲田式」「慶応式」というスタイルがあり明治時代中期に早稲田大学と慶応大学の野球部が競い合い、それぞれのチームをで試合を記録していきました。
現在のスコアブックのほとんどは「早稲田式」です。
これは、報道関係者、野球の指導者に早稲田出身が多い事で早稲田式がベースとなり普及していきました。
今回野球を違った目線で観れ、付けていて勉強になり楽しかったです。
プレーする側とそれを陰で支える存在。
スコアラー、マネージャーは、縁の下の力持ち!
次は球場に足を運び生でスコアブックを付けていきたいです。